スタートアップに転職する前に知っておくべきこと
スタートアップに転職して半年以上が経過しました。
転職する前に知っておきたかったことがいくつかあったので、まとめてみました。
私が所属しているスタートアップの概要
- メンバーは 4 人(内、エンジニアは私含めて 3 名)
- 創業後 2 年以内
- BtoB
※内容はすべてのスタートアップに共通するわけではないことをご了承ください。
当然、ハードワークである
スタートアップは大企業などに比べて、圧倒的にリソースが足りていません。
それでも売上を立てなくては終了してしまうので、往々にしてめっちゃ働くことになります。
(フェイズにもよりますが、スタートアップ初期であればあるほどその傾向が高い)
平日は終電近く、場合によっては土日も…というのも珍しくありません。 スタートアップにアフター 5 など存在しないのです。
結論
ハードワークでも折れない強い志を持つこと。
スキルが必ずしも上がるわけではない
「スタートアップに入れば、厳しい環境に揉まれながら強力なスキルが身につくのはず…」と思っていましたが、必ずしもそうではありません。
目の前の課題を解決すること、そして売上をあげることが最重要になります。
「このページを最適化して ◯◯ms あげたよー!」よりも、
「ちょっと雑ですが、この機能を実装しました!」
の方が検証を早く回すこともできるので、価値が高いです。
また、ある程度の雑務もこなさないといけないので、100%の時間をコーディングに使えることは少ないでしょう。
(もし、100%使えるのであれば、他のメンバーが吸収してくれていることを認識しなくてはならない。)
結論
一つのことを究めるよりも、一つでも多くのことを早くこなすこと。
できるだけ作らないことが求められる
「前の話と矛盾してない?」と思われるかもしれませんが、ただ機能を作れば良い訳ではないよという話です。
リソースが限られているので、必要な機能をできるだけ絞って、不要なものを作らないことが超重要です。
不要なものを作ってしまうと
- 本当に必要な機能を提供が遅れる
- 不要な機能に足を引っ張られ、負債になる
のようなことが起こります。
結論
その機能はどんな課題を解決するのか、を常に考える
以上です。